Twitter クライアント開発に学ぶ Java GUI (Swing) プログラミング

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author:nobuoka
date:2009.09.09

目次

開発環境の構築

まずは Java の開発キット Java SE Development Kit や統合開発環境 (IDE) Eclipse、プロジェクト管理ツール Apache Maven などのインストールを行います。 開発に使用する OS としては Windows を例にします。 Windows 以外の OS を使用している方はそれなりの問題解決能力を持っていると思いますので、この文書を参考にしながらインストールを進めてください。

ここでは以下のバージョンについて説明を行っています。 別のバージョンだと説明と異なる部分があるかもしれませんが、そのときは適宜対応してください。 また、Eclipse のプラグインのインストールなど、インターネットに接続している必要がありますのでご注意ください。

  • Java SE Development Kit 6 Update 16
  • Eclipse 3.5 GALILEO
  • Apache Maven 2.2.1

Java SE Development Kit (JDK) のインストール

この文書を読んでいる人は既に Java のプログラムを書いたことがあるはずなので、既に JDK のインストールはすんでいると思いますが、念のために書いておきます。

下記ページより JDK をダウンロードし、インストールしてください。 いくつかダウンロードできるものがありますが、「JDK 6 Update XX」 というものを選んでください。 また、2009 年 9 月現在、下記リンクが最新のダウンロードページですが、そのうち古くなってしまうかもしれませんので、必要に応じて 「Java SE」 などで検索 して最新のダウンロードページが他にないか確認してみてください。

Windows 版の場合、JDK のインストールをすると JRE もインストールされます。 (JDK 6 Update 16 で確認。) そのままだと JRE にしかパスが通っておらず、java コマンドなどは JRE のものを使ってしまうのですが、Eclipse から JDK を使用するために Eclipse の設定を弄りますので OS 側の環境変数を変更する必要はありません。

Eclipse のインストール

次に、統合開発環境 (IDE) Eclipse をインストールします。

統合開発環境というのは、簡単に言ってしまえばプログラムを開発する際に必要となる機能 (テキストエディタやらデバッガやら) を 1 つの GUI 環境から使えるようにしたものです。 もちろんテキストエディタでプログラムを書いて、ターミナル上でコンパイルして・・・としても良いのですが、統合開発環境を使うと何かと便利です。

Java 用の統合開発環境はいくつかありますが、ここでは Eclipse という統合開発環境を使用します。 下記ダウンロードページにある 「Eclipse IDE for Java Developers」 をダウンロードしてください。

ダウンロードした ZIP ファイルを展開すると "eclipse" というフォルダが現れます。 Eclipse にはインストーラを使用してのインストールというものがありませんので、この "eclipse" を自分の好きな場所に置いてください。 (ただし、パスに日本語が含まれないようにしてください。 後でインストールする m2eclipse が上手く動かなくなってしまいます。) これでインストール完了です。

Eclipse を起動するには "eclipse" フォルダの中にある "eclipse.exe" というファイルをダブルクリックします。 (デスクトップなどにショートカットを作成しておくと良いでしょう。) とりあえず一度起動してみてください。 ちゃんと起動したら、下図のように workspace の場所を聞かれます。 Workspace というのは、自分が書いたソースファイルやその他もろもろのものが置かれる場所です。 適当な場所を選択して、OK してください。

下図のような画面が表示されると思います。 右端の "Workbench" のボタンをクリックすると、開発時に使用する画面 (Workbench) に切り替わります。

Eclipse は Java で書かれているのですが、後でインストールする m2eclipse は JDK 上での動作を必要とします (デフォルトでは JRE で動作) ので、Eclipse が JDK 上で動作するように設定を変更します。 一度 Eclipse を終了します。 Eclipse のインストールフォルダの中に "eclipse.ini" というファイルがありますので、そのファイルの中に

-vm
C:/Program Files/Java/jdk1.6.0_16/bin/javaw.exe

という 2 行を追加してください。 ("-vmargs" と書かれた行の上にでも。 パスは各自の環境に拠る。) こう書くことによって、Eclipse 自体が JDK で動作するようになります。

さらに、コンパイル時に参照するものも JRE から JDK に変更します。 "eclipse.ini" の変更後、Eclipse を起動します。 メニューバー内の "Window" -> "Preferences" を選択し、設定画面を表示します。 左メニューの "Java" -> "Installed JREs" を選択し、右側の "Add" ボタンを押します。 "Standard VM" を選択し、"Next"。 JRE Home の "Directory" ボタンを押して JDK のインストールディレクトリ ("C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_16" など) を選びます。 JRE name などは自動で入力されると思いますので、"Finish" を押してください。 JDK にチェックが入っていることを確認して (入っていなければチェックして) 設定画面を閉じます。

これで Eclipse のインストールと設定は終わりです。

Apache Maven 2 のインストール

次は Apache Maven (以下 Maven) をインストールします。 Maven は、Java 開発のプロジェクト管理を行う際に便利なソフトウェアです。

下記ダウンロードページより Maven 2.X.X をダウンロードしてください。 Maven も Eclipse と同じくインストーラを使用してのインストールは行いません。 ZIP ファイルを展開してでてきたフォルダを C:\ 直下などに置くと良いでしょう。 これでインストール完了です。

インストールが完了したら Maven にパスを通します。 システムの設定より環境変数の設定画面を開き、環境変数 Path に 「Maven のフォルダの位置 + "\bin"」 を追加してください。 例えば C:\ 直下に置いた場合、"C:\apache-maven-2.X.X\bin" にパスを通します。 また、環境変数 JAVA_HOME に JDK のインストールフォルダ ("C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_16" など) を設定する必要もあります。 私の場合は下図のようになりました。 (赤色の矢印で示した部分が設定した項目です。)

パスの通し方や、環境変数の設定の仕方がわからない場合は、下記ページなどを参考にしてください。 なお、上図では 「ユーザ環境変数」 に PathJAVA_HOME を設定していますが、「システム環境変数」 の方に設定を行っても構いません。 設定したユーザでしか設定が有効にならないか、全ユーザで設定が有効になるかの違いしかありません。

ここまで設定ができたら、とりあえず端末 (コマンドプロンプト) で mvn というコマンドを実行してみてください。 "[ERROR] BUILD FAILURE" という表示の下にずらずらと文字が出てくると思いますが、とりあえずは動いているのでそれでオーケーです。 もし mvn コマンドが見つからないとか JAVA_HOME が設定されていないとかのエラーが出たら環境変数の設定が間違えているかもしれませんので、設定を見直してください。 (環境変数を書き換えたら、設定の変更を反映させるためにコマンドプロンプトを新たに立ち上げる必要があります。)

m2eclipse のインストール

最後に、Eclipse から Maven を使うために、m2eclipse というプラグインを Eclipse にインストールします。

メニューバー内の "Help" -> "Install New Software..." を選択し、プラグインのインストール画面を表示します。 "Add" ボタンを押し、m2eclipse を配布しているサイトを追加します。 Name は何でも構いません。 Location は "http://m2eclipse.sonatype.org/update/" です。 (下図参照。)

配布サイトの追加が終わったら、下図のようにそのサイト内から取得できるソフトウェア一覧が表示されます。 "Maven Integration" だけ選択して、"Next" をクリックします。 そのまま指示通り進めばインストールが完了すると思います。 インストール完了後 Eclipse を再起動します。

再起動後、index の再構築が行われます。 しばらく時間が掛かりますが、index の再構築が終わるまで待っていてください。 (ウィンドウ右下に動いてるバーがあれば index の再構築中です。 バーが消えるまで待っていてください。) Index の再構築が終わると、Java の開発環境の構築は無事終了です。

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